1.“視座”とは
◆【視座(しざ)】とは、物の本末や事の終始(経緯)などを考えたり、判断したりする際の立場や視点のことを指します。通常、異なった2つの意味で用いられる「視点」と異なり、より広い視野や深い洞察を含み、自分自身がどの立場や価値観に基づいて、物の本末や事の終始を捉えるかを表します。
◆日本人として、自分自身の【視座】を高めることは、より俯瞰的で本質的な理解を深めることにつながります。
2.日本人として知らねばならない“世界の論理”
◆15世紀半ばから17世紀半ばまでの西欧人による、世界への大規模な航海が行われた「大航海時代」までは、世界史の舞台は、今の約1/3の地域に限られ、大半はほぼ手付かずの状態にありました。
◆ポルトガルによる1488年の喜望峰の発見、1490年代にはコロンブスの大西洋横断、ジョン・カボットの北米への航海、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路の開発で、一挙に進展しました。
◆その後、1520年代になると、マゼランの航海で地球上の全陸地をのみこむ太平洋の存在が実証され、地球の広がりが明らかになったのです。
◆このわずか30年の間に、大西洋、インド洋、太平洋の配置とモンスーン(季節風)が解明され、羅針盤、海図により、地球規模で航路がつながりました。
◆世界史は、西欧諸国主導の下に、16世紀のポルトガルとスペイン、17世紀のオランダ、18世紀~19世紀の英国、20世紀の米国というように、海を制した国が「世界の覇権」を握ることになりました。
◆我々日本人は、西欧人にはなれません。同様に西欧人も、日本人にはなれません。
◆今日の先端的文明は、白色人種たる「欧米人たち」が支配していると言っても過言ではありません。
◆彼等の【心の本体】から発動される【意】たる「思想や信条」、その身体からの表現としての「事」のやり方を実学(実践)レベルで学ばなければ、彼等と勝負することは絶対にできません。
